当院で使用しているCT装置について

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当院で使用しているCTについて

田所医院で使用しているマルチスライスCT装置は、世界のトップメーカーであるシーメンス社のAI(人工知能)を
搭載したCT装置を使用しております。
0.7mmのスライスから体内を様々な方向で確認する事や、3次元画像を作成し評価することで、
細かいところまでよく観察することが可能となりました。

当院のCT装置の特徴

3次元画像が綺麗

3D画像が綺麗

まず第一に3次元画像がとても綺麗になりました。
3次元画像で説明することで患者様にも伝えやすく、理解していただきやすくなりました。
従来の画像表示では専門医であればすぐわかりますが、一般の患者様にはわかりにくいという欠点があり、説明も伝えにくい部分がありました。
今回の装置で撮影した画像は、3次元で見ていただき視覚的にもわかりやすいため、患者様も納得しやすく治療をスムーズに進めていくことができております。患者様自身も説明時にびっくりされる方が多いです。

超低線量撮影モードがある

超低線量撮影モードがある

肺がんを疑うような小病変は定期的にフォローアップしないといけません。細かい腫瘍の中も見ていかないといけないのでそういった面では鮮明な写真が必要となります。
ただこれまでの装置ではX線被ばく線量の問題で患者様への体の負担を考えると安易にCT検査を勧めることはできませんでした。
しかし、今回のCT装置には大学病院クラスのCT装置でも採用している最新の撮影技術を搭載しており、X線被ばく線量を大幅に低減することができ、患者様の体の負担が少なく撮影することができます。

レントゲンやMRI的な使い方もできる

レントゲンやMRI的な使い方もできる

例えば圧迫骨折を起こしている場合など単純写真よりはるかにCT検査の方が鮮明にわかります。特にお年寄りは骨量が減っていたり背中が曲がっていたりするため、今までのように腰椎を4~6方向から撮るよりもCTで撮ってしまって3次元画像にして色んな方向から見る方が患者様にも説明がしやすく有用です。
また、頭部CT検査では、後頭蓋窩のアーチファクトがとても少ないことも特長です。これまでの装置であれば「後頭蓋窩見えないから撮らなくてもいいや」と言われる放射線科の先生もいたくらいに、見えなかった部分も撮れるようになりました。頭部の撮影部位においても線量が自動的に変わるため、当院では頭の診断の際には重宝しています。

胸部肺がん健診に有用な超低被ばく線量検査

胸部肺がん健診に有用な超低被ばく線量検査

CT検査にはX線が使用されます。
その放射線の被ばく線量は、撮影部位(頭部・胸部・腹部・全身など)や撮影手法により異なりますが、1回あたり5-30mSv程度です。
胸部X線撮影のように線量が少ない検査(0.1mSv程度)に比べると、X線CT検査の方が線量は多くなりますが、がんを発見できるという観点から見ると必要な検査となります。

当院が導入したCT装置には、一般的なCT装置に搭載されているBowtie filterなどの付加フィルタに、さらに可動式のTin(Sn, スズ)filterを加えて大幅にX線スペクトルを変調し、スペクトルの重心を高エネルギー側へシフトさせることで、画像化に寄与しない無効被ばくを大幅にカットすることで大幅な被ばく低減を可能にしています。
安心してCT検査を受けていただくことができます。

胸部肺がん健診に有用な超低被ばく線量検査

インタビュー動画

2列から16列マルチスライスCT装置になって大きく変わった点はなんでしょうか?

0.7mmのスライスデータをどのように臨床に活かしていますか。

0.7mmのスライスだからこそ評価できた症例、一般撮影では確認できない症例などあったでしょうか?

他にも0.7mmのスライスだからこそ評価できた症例はあったでしょうか?

一般的なCT装置には搭載されていない「錫」のフィルターを使った低線量撮影モードがありますが、先生から見てどのような有用性を感じるでしょうか?

先生にとって被ばく低減に関して、どう考えていますでしょうか?

一般X線レントゲン装置と同じように使用することは可能でしょうか?

健康診断において、CT検査は一般的にオプションとなっていますが、このCT装置であればCT検査をおすすめするでしょうか。

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